今回はこのような悩みについて解説します。
私たち普通の個人投資家は株式投資でどの程度の利回りを狙えるのか、目標利回りはどれくらいか。というのを投資を始めて1度は思ったことがあると思います。
この記事を読むことにより、利回りの理解ができ、投資家としての幅が広がります。
是非、最後まで読んでいってください!
もくじ
株式投資の平均利回りはどれぐらいか
株式投資に取り組む際に絶対に知っておきたい期待利回りに関しては年間ベースで5%~6%の利回りと言われております。
なので、100万円の資金で株式投資に取り組んだ場合、期待利回りが5%~6%である以上、年間で5万円~6万円の利益の発生が期待できます。
ちょっと高くないかい?私はそんなに利益出てないけど、、、
ほとんどの投資家は8割負けている
これが現実です。
では、なぜ期待利回りが年5~6%という数字なのかというと2割の優秀な投資家が平均値をあげているからです。
この事実を考慮すると普通に株式投資に取り組んでいる限りは、6%という利回りの実現はほとんど狙えないばかりか、損失が発生することも考えられます。
株式投資で利益を出し続けるのは簡単ではないことがわかりますね。。
利回りの計算方法
株式投資の利益は、キャピタルゲインとインカムゲインがあります。この二つの利益を合計した額が株式の年間の利益になります。
このことを踏まえたうえで、株式の年間利回りを計算する計算式は下記の様になります。
- キャピタルゲイン=(現在株価×購入株数)-(購入株価×購入株数)
- 年間の利益=キャピタルゲイン(売買差益)+インカムゲイン(配当金)
- 利回り=年間の利益÷投資元本×100
最初にキャピタルゲインを算出して、配当金と足し合わせて年間の利益を計算して、最後に投資元本で割る必要があります。
具体例を出して計算してみます。
具体例
株価2,000円で100株購入した株式Aが1年後に株価が3,000円になったとします。
1株あたりの配当が30円であり、100株あたり年間で3,000円の配当金が発生します。
投資元本は100株×2,000円なので200,000円です。
これを計算式に当てはめてみると
- (3000×100)-(2000×100)=100000円(キャピタルゲイン)
- 100000+3000=103000円(年間利益)
- (103000÷200000)×100=51.5%(利回り)
なので、この株式Aの利回りは51.5%であることが分かります。
ただし、キャピタルゲインは損をしてしまった場合マイナスとなるので、株式投資の年間の利回りはマイナスになることもあります
利率と利回りの違い
利回りは株式投資で得られた全ての利益の割合を指しますが、利率は株式投資で得られた配当金による利益の割合を指します。
株式投資の利回りと利率は似ているようで違います。それを解説していきます。
利率の計算式
・利率=配当金÷投資元本×100
具体例を出してみます。
具体例
投資元本が100万円で1年間あたり10万円の配当金を企業から得ていたとします。
このときの利率を上記の計算式で計算すると「10万円÷100万円×100=10%」となります。
利回り(キャピタルゲインを含む)は株価の変動で大きく異なることがありますが、配当金は企業によって定められているので計算が簡単です。
ただ、減配などのリスクもあります。
優待利回りの計算方法
優待利回りとは株主優待の利回りのことで株主優待は企業によっては無いこともあり、内容も異なります。
優待が投資額に対してどれだけ株主にとって優待が利益になるかを考えるのが優待利回りです。
優待利回りは以下の式で求められます。
計算式
・優待利回り=株主優待の価値÷投資金額×100
[2702]日本マクドナルドホールディングスを具体例とします。
具体例
100株買った場合(1年以上保有が条件)1株6760円(2024年3月11日現在)
株主優待は12月末と6月末の年2回、優待食事券が各回1冊ずつ
- サムライマック:580円×6
- ポテトL:380円×6
- Qooすっきり白ブドウL:290円×6
1冊7500円価値があると考えられる
(7500円×年2回)÷67万6000円×100株=2.22%
となります。
株主優待利回りが高いほど、お得な株主優待ですが上場銘柄のすべてが優待制度を導入しているわけではありません。また、購入時の株価によって利回りが上下することも頭に入れておきましょう。
利回りの目標はどれぐらいがいいか
年利10%を目指そう!
最初に書きましたが、株式投資は8割の方が負けています。ですが、残りの2割に入れば6%はおろか10%くらいは狙えます。
この点を考慮すると個人的には株式投資では10%を1つの目標利回りにし、その半分の5%を株式投資における必達利回りに定めることをおすすめします。
東証の配当利回りの平均を参考にする
ただ、株式投資初心者の人からすれば、1%や5%の利回りが高いのか安いのか判断することは難しいと思います。
最初のうちは東証の利回りを参考にしてみるのもありです。
東証の利回り(2024年2月)
- 東証プライム:1.97%
- 東証スタンダード:2.00%
- 東証グロース:0.31%
東証プライムの平均配当利回りが1.97%であるとすれば、配当利回りが3%以上であれば配当利回りの良い株式であると言えます。
定期預金の利率と比較する
3%の利回りは少ないと感じる人もいるかもしれませんが、定期預金と比べると大きく利率が異なります。
具体例
100万円の資産を東証プライムの企業に投資した場合三井住友銀行の定期預金に預けた場合を比較検討する。
- 東証プライムの配当利回り1.97%
- 三井住友銀行の定期預金金利0.001%
・東証プライムの企業に投資した場合
100万×1.97%=約2万円の配当金を得ることができます。
・三井住友銀行に預けた場合
100万×0.001%=10円になります。
銀行だけに預けておくのではだめ。
というのがよくわかり、株式投資は配当利回りだけでも定期預金よりも多くの利益が得られることが分かります。
ただし、定期預金は元本が保証されているので利回りがマイナスになることはありませんが、株式の利回りはキャピタルゲインによってはマイナスになることもあるので注意が必要です。
[まとめ]株式投資の利回りの平均は何%か
今回は
- 株式投資の平均利回り
- 利回りの計算方法
- 目標利回りをどれぐらいに設定するか
について書いてきました。
株式投資は定期預金と比較すると元本保証がないためリスクがありますが、定期預金以上の利回りを目指すことができます。
最初は元本が減ったりするので怖いかもしれませんが、今より豊かな生活を送りたいのなら、株式投資といったリスクをとっていかなければならないこともわかったと思います。
複利投資なども利用して株式投資で計画的な資産形成を目指していきましょう。