今回は「世界一楽しい!会社四季報の読み方」という本を紹介します。
四季報を読む際は業績欄といった数字の部分が重要です。数字部分ではなく記事欄の言いたい事を読んで「儲かる株」を探し出せる。そんな事があったらいいと思いませんか?
この本にはその方法が書いてありますので興味がある方は是非最後までご覧になってください。
もくじ
「世界一楽しい!会社四季報の読み方」について
著者 | 藤川里絵 |
値段 | 1650円 |
ページ数 | 190ページ |
著者の藤川里絵さんは、元々月収15万で家計の助けの為に始めた株式投資で資産を5年で10倍に増やした経歴をお持ちです。
この本数字も得意でない人が四季報の違った見方を教える。というものです。
全て会話調になっているのが特徴でわかりやすく、四季報と一緒に読むとより面白く理解しやすいです。
「世界一楽しい!会社四季報の読み方」で学べること
数字を見ずに四季報記者が書いた記事欄を読み「儲かる株」を見つけれる
という事が学べます。4章に分かれておりタイトルも独特です。
- 「記事欄」の謎を解け!
- 「会社の数字欄」の謎を解け!
- 「基本情報欄」の謎を解け!
- 「巻頭・特集」の謎を解け!
1つずつ説明していきます。
「記事欄」の謎を解け
四季報に記事欄に書いてある言葉からその企業がどういう状況なのかを判断できるという事が書いてあります。
株を買うとなると数字ばかりに目が行きがちですが、文章や単語を読んでその企業の状況を読み解くといった考えが学べる章となってます。
「会社の数字欄」の謎を解け
四季報の主役といえる数字欄の解説が書いてあります。
書いてある単語の事がよくわかるのはもちろんですが、そこまで難しくなく(数値分析をするとちょっと固くなりますが、、、)
数字が苦手な人でもわかりやすい章になっています。
「基本情報欄」の謎を解け
会社の基本情報欄を読みとく事で業績の良い企業を見つける事ができる
といった事を紹介している章になります。
基本情報欄はスルーされがちですがこの章に書いてある事を意識して読んでいくと見方が変わります。
「巻頭・特集」の謎を解け
巻頭や特集の欄もスルーされがちですが、ここの部分を読むことで日本経済の事がよくわかったり、面白い株主優待を見つけれます。
株式投資に抵抗がある人でも割と簡単に読める章でもあります。
「世界一楽しい!会社四季報の読み方」を読んでできるようになること
違ったモノサシで銘柄分析ができる
重要な所は数字の部分で売上高や営業利益、配当やチャートを見てある程度は判断すると思いますが、それだけで判断できない時や迷った時にこの本に書いてある事で銘柄分析のモノサシにすることができます。
「世界一楽しい!会社四季報の読み方」がおすすめな人
- 四季報を読んだことがある人や購読している人
- 四季報の業績欄の意味がわかる人
この本を読んでできるようになることにも書きましたが
四季報や銘柄分析について知識がある人には違った視点で四季報分析ができる画期てきな本だと思います。
「世界一楽しい!会社四季報の読み方」がおすすめでない人
- 四季報を読んだことがない人
- 株式投資初心者
一見、初心者向けに見えますが中級者向けの本です。
数字部分ではなく文章を読んで「儲かる株」を見つける。という事が書いてありますが
まずは王道の数字の意味が分かってからではないと理解が難しいと思います。
ある程度勉強し数字の意味を理解してからこの本を見るのをおすすめします。
「世界一楽しい!会社四季報の読み方」の感想
中級者向けですが、四季報読むの難しそうだな。というのを和らげた本だと思います。
この上の絵の会話の中には
- 株を勉強したいが何から手を付けていいかわからない主婦
- 株式投資2年目で勉強途中の若手サラリーマン
- 株式投資に興味のない女性
- 株式投資歴10年のベテランサラリーマン
といった性格が違う人たちが意見を言い合いながら話が進んでいくので、自分と照らし合わせて読むこともでき、面白いと感じました。
書いてある内容も株式投資関連の事をわかりやすく書いてありとても勉強になります。
特に、四季報を見ながらこの本を読むと書いてある事がよくわかります。
こういう風に活用してもらえるとより一層知識が深まりおすすめの読み方です!
「世界一楽しい!四季報の読み方」のまとめ
今回は「世界一楽しい四季報の読み方」について書いてきました。
- 四季報は数字部分だけでない
- 文章の中に「儲かる株」のヒントが隠されている
- 画期的な方法だが、まずは王道を学んでから
まとめるとこんな感じです。
四季報で銘柄分析をする幅を広げたい。
という方は是非、この本を読んでみてください!