月1万の配当金を手に入れる方法、期間、いくら投資すればいいのかわからない
配当投資を始め、実感が湧いてくるのは月1万を超えてからと感じる人がほとんどだと思います。私もそう感じています。
この記事では月1万の配当金ではこういったことができるというのを書いています。
興味がある人は是非、見てみてください!
もくじ
月1万円の配当金でできること
- 携帯代が払える
- 月2回ぐらい外食に行ける
- 趣味が充実する
月1万の配当金で生活は変わります。
また、再投資をすれば資産の拡大にも繋がり携帯代だけでなく色んな固定費も配当金で賄えるようになるでしょう。
旅行やブランド品などといった自分へのご褒美も得ることができるので配当投資に興味がある方はなるべく早い段階から投資を始めることをおすすめします。
月1万円の配当金を得る方法
月1万円の配当金を得るためにはただ、配当を出している企業の株を買うだけではありません。
支出の見直し
投資を始める前に支出管理から始めましょう。
今の生活で無駄にお金を使っていることは無いか確認が大切です。
無駄にお金を払っている例
- 余計なサブスクに入っていないか
- キャリアの携帯を使用していないか
- 無駄に電気を使用していないか
- 特に興味のないフィギュアを集めてないか
- お腹が空いてるわけでもないのにコンビニで買い物していないか
今の自分の生活を見直して投資資金を作ってから投資を始めましょう。
株式投資の種銭の作り方についても記事を書いてるので参考にしてみてください。
-
[誰でもできる!]株式投資で種銭を作る方法5選!
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高配当ETFへ投資をする
支出の見直しが終わったら投資を始めます。
投資対象となるものはこの2つです。
- 高配当ETF
- 連続増配銘柄
高配当ETFではVYM,HDV,SPYDに投資をしましょう。どういった銘柄なのか紹介します。
VYM
VYMは米国株式市場に上場された400銘柄以上の高配当株式が組み入れられています。
年4回の分配金や分散投資効果、低い経費率から、中長期での安定投資を目指す方におすすめの銘柄です。
構成銘柄
- ブロードコム
- JPモルガンチェース
- エクソン・モービル
- ジョンソン&ジョンソン
- ホーム・デポ
(引用:Vanguard)
VYMに組み入れる銘柄は高配当の大型株が中心です。安定した高配当を生む金融(財務会計)、ヘルスケアの割合が高い比率となっています。
大きな値上がりよりも、安定配当を重視したセクター比率で構成されています。
HDV
HDVはモーニングスター配当フォーカス指数をベンチマークにし、財務が安定していて、平均以上の配当金を持続的に支払い可能な銘柄のうち上位74社で構成されています。
こちらも年4回の分配金と低い経費率のETFとなっています。
構成銘柄
- エクソン・モービル
- AT&T
- シェブロン
- ベライゾン・コミュニケーションズ
- ジョンソン&ジョンソン
(引用:BlackRock)
ヘルスケアや生活必需品、エネルギー、通信を中心にセクター構成が非常に幅広い構成となっており、景気によって価格が左右されにくく業績が安定したディフェンシブな傾向が強いセクターで構成されています。
SPYD
S&P500の採用銘柄の中で、配当利回りが高い80銘柄の株価を指数化したものです。
こちらも年4回の分配金と低い経費率のETFです。
構成銘柄
- シーゲイト・テクノロジー
- NRGエナジー
- プリンシパル・フィナンシャル・グループ
- アムジェン
- フィリップス66
(引用:SSGA)
組入れ比率上位の不動産、金融は景気に敏感なので金利上昇等で株価が左右する点には注意が必要です。
3銘柄の比較
VYM | HDV | SPYD | |
銘柄数 | 400 | 75 | 80 |
経費率 | 0.06% | 0.08% | 0.07% |
配当利回り | 2.89% | 3.39% | 4.60% |
特徴 | 銘柄数最多 | 財務◎の企業で構成 | 3銘柄の中で1番高い配当利回り |
どの銘柄にも長所、短所があります。
個人的には長期で淡々と積み立てて行くのであれば銘柄数最多で分散に申し分ないVYMをおすすめします。
連続増配銘柄に投資をする
銘柄分析に挑戦してみたい。
という方は連続増配株に投資してみるといいでしょう。
注意点として、銘柄分析には時間を使います。決算書や四季報等を読むのに時間が取られるというのは覚えておいてください。
これらのことに時間を割くのが苦でないならおすすめしますが、趣味など他にやりたいことがあるなら高配当ETFで十分です。
具体的な銘柄選定法
- 何年増配しているか
- 配当性向は50%を超えていないか
- 配当を出せるだけのキャッシュはあるか
とりあえずこの3点は抑えておきましょう。
連続増配株は増配をする企業として株主から見られているので、減配や無配になると株価は下がります。
また、高配当銘柄は株価が下がった時に投資をすることで株価上昇、配当金増大の恩恵を受けられます。
なので、購入時より株価が下がり配当も下がる。というのは回避しなければならないので上記の3点は必ずチェックしましょう。
こちらの記事に詳しく書いているので参考にしてみてください。
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[初心者向け]配当狙いで株を買う時に覚えておきたいこと10個
月1万円の配当金を得るためにいくらかかるか
配当利回り2% | 配当利回り3% | 配当利回り4% | |
毎月3000円 | 180万 | 120万 | 90万 |
毎月5000円 | 300万 | 200万 | 150万 |
毎月10000円 | 600万 | 400万 | 300万 |
配当利回り2~4%で300万から600万必要というのがわかります。
また、配当金には税金が掛かることを覚えておきましょう。
- 日本株:20.315%
- 米国株:米国課税10%+20.315%
なので、税引き後の配当金1万円を手に入れるなら必要金額も変わってきます。
利回り | 税引き前 | 日本株税引き後(20.315%) | 米国株税引き後(28.3%) |
2% | 600万 | 753万 | 837万 |
3% | 400万 | 502万 | 558万 |
4% | 300万 | 377万 | 419万 |
最低でも400万弱は必要ということがわかります。
と思うかもしれませんが配当利回りが5%超えは株価が落ちたことで配当利回りが上がっている場合が多いからです。
仮に業績悪化の懸念等が原因だった場合、減配や無配になる可能性があります。
先ほども書きましたが、高配当投資では減配や無配になる銘柄は回避しなければいけません。
こういう理由から配当利回り5%以上の銘柄は避けるようにしましょう。
私が真似た高配当投資法
私が高配当投資をする上で参考にした方法を紹介します。
- バカでも稼げる米国株高配当投資
- 半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資
バカでも稼げる米国株高配当投資
著書はバフェット太郎さんで米国株の高配当銘柄に投資をしています。
youtubeチャンネルもあり、投資経験者も見たことはある人は多いと思います。
バフェット太郎10種というポートフォリオを作り配当金が出たら均一に分散投資といったことを紹介しています。
バフェット太郎10種
- ブリストル・マイヤーズ・スクイブ
- アルトリア・グループ
- ウォルマート
- エクソンモービル
- コカ・コーラ
- ジョンソン&ジョンソン
- プロクター&ギャンブル
- ベライゾン・コミュニケーションズ
- フィリップモリス・インターナショナル
- マクドナルド
セクター比率は生活必需品、ヘルスケア、通信企業といった不況に強いディフェンシブ銘柄が8割を占めてるのが特徴です。
米国企業は日本企業より株主還元に積極的なので連続増配企業が多いので初心者は米国株から高配当投資をするのは個人的におすすめです。
また、バフェット10種類だけでないおすすめ銘柄も紹介していますので自分が好きな銘柄を買っても面白いと思います。
私が高配当投資を始めるきっかけになった本ですので興味があれば是非、読んでみてください。
半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資
著者は長期株式投資さんです。
こちらは日本株の高配当銘柄の探し方や投資法を紹介している本になります。
- セクター代表企業の紹介
- 決算の見方
- 投資指標の解説
といった株式投資をする際に重要なことを学べます。
株式投資をする上で決算等の情報を手に入れるのは基本です。米国株は英語なので難しいですが日本株は日本語で情報を手に入れることができるので企業分析も細部までみれるといったメリットもあります。
この本の中で1株投資の考えは参考になりました。20銘柄ぐらいのポートフォリオを作り株価の安い銘柄に均一に投資をしていく方法を紹介しています。
100株をいきなり投資となると金額も数10万はいくのでなかなか手が出せませんが、1株であれば高くても1万未満ですので初心者におすすめです。
(引用:Yahooファイナンス)
日本電信電話(NTT)であれば1株176円で購入できます。1株単位でみると買うハードルも下がり投資をしやすくなると思います。
最近では1株投資できる口座も増えています。証券口座についてまとめた記事も書いているのでこちらも参考にしてみてください。
続きを見る
資産1000万超えの私が教える!株式投資におすすめの証券会社7選!
[まとめ]私が月1万円の配当金を達成した方法
今回は私が月1万円の配当金を達成した方法について書いてきました。
- 月1万の配当金でできること
- 基本は高配当ETF(VYM,HDV,SPYD)で問題ない。興味があれば個別株に挑戦するのも有り
- 最低でも400万円の投資資金が必要
- おすすめ書籍の紹介
高配当投資は長期で運用することで実感を得ることができます。
無駄な出費は省き省いたお金で高配当銘柄を買うようにし、生活をより豊かにしましょう。